You 're not an asshole.

ソーシャル・ネットワーク
弁護士二年目マリリン・デルピー役のラシダ・ジョーンズ
彼女がマークに教えてあげるこの台詞。

You 're not an asshole, Mark. あなたは嫌な奴じゃない。
You're just trying so hard to be. そう振る舞ってるだけ。


音源まである(笑) グサっとくる人が多かったのか(笑)
http://www.hark.com/clips/nxtbcxzzgc-youre-not-an-asshole



ソーシャル・ネットワーク』は、もう何度見直したろうか。訴訟の最中にあっても、マークとエドゥアルドの長年の関係は時おり垣間見えて面白い。くるっと背を向けて話したりね。エドゥアルドが「フェニックス」入会のため大学構内に鶏を連れて歩き、食堂で○○○を食べさせたという大学新聞の記事に話が及んだ際には、マリリン・デルピーが思わずクスっと笑う。最後の場面まではどういう立場かもわからない彼女(名前は一回も出ない)だが(※追:いや途中でバッチリ自己紹介してましたw …全く何を見ているんだか)。マークとエドゥアルドが互いに「Oops!」と言い合うここらへんのくだりが毎度好きです。アーロン・ソーキン脚本の台詞はどれもこれも痺れる。アメリカ映画の伝統である「法廷劇」ではなくて、会議室でこのやりとりが行われているのも、この映画を面白くしてるよね。何階なのかはわからないが、夕暮れ時の空やビル街の景色がパーっとみえる。大学構内をテテテと歩いているマークを俯瞰でとらえる幾つかのショットとともに、私がいつもの生活の中でこの映画を思い返すのは、そんな場面に似た風景をみたり思い浮かべたりした時だ。怒涛のような台詞が印象的なこの映画にあって、何故なのかはわからないが。来月もみちゃうね、コレ。


http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/776_14941.html
長閑(のどか)なお正月に、長閑って何なのか考える。
草枕』の冒頭を読み返しながら。
何らかの立場にたって話そうとするのは、最終的に窮屈な思いをする。
気がつけばそう振る舞っているというのは、いつも陥った後で気づくもの。
今年はあんまり窮屈な思いをしないように工夫をします。目標。
例年よりも多く、長閑なスペースで自分にとっての言葉を探せますように。
どうぞ宜しくお願いします。